2015年12月11日

ドアホウな論調に驚く

人も国も、時代ごとに変化 (進化) する、と思いたい。


中国は漢の時代に漢民族は滅んでいます。
春秋戦国時代や秦、漢の時代に排出した高名で優秀な人達の子孫はほとんどいない、という意味です。

その時代の超有名な人の名前だけをあげても、始皇帝、孔子、孟子、墨子、孫氏、項羽、劉邦、武帝、そして司馬遷。何と勿体ない。

岡田先生(宮脇先生の旦那さん) の調査によれば、漢の時代に戦争と飢餓が原因で7割減、そして三国時代に同じ原因で更に9割減、らしいですからね。
そしてその時に減った人口を補ったのが、北方民族や南方民族などの、当時の漢人からすれば 「野蛮人達」 なのですから、今の中国人は、漢人ではなく野蛮人 (特にモンゴルや満州人などの北方民族) たちの子孫、となります。

つまり、国によっては人口のすべてが外国人と入れ替わるような経験を経ている国もある、ということです。
こんな激動の歴史の中で、一体何が正しくて、何が間違っているか、などということが果たして言えるのでしょうか?

日本人は幸いにも太平洋戦争までの期間に於いては、国内で激動もなく、飢餓で国民の半数以上が死に絶えた経験などもなく、豊かで平和だった、と歴史が伝えています。

昔の中国は飢餓と戦争が原因で人種が入れ替わりましたが、昔のアメリカ大陸では白人による大虐殺が原因で、国の人種が入れ替わりました。
コロンブスがアメリカ大陸に不法上陸した後に発生した、白人によるアメリカインディアンの虐殺(ほぼ全滅)、インカ、アステカの全滅、など、今から考えれば目を覆わんばかりの惨状です。
他にもアフリカ大陸からの奴隷貿易、オーストラリアアボリジニの虐殺、インドネシア人への暴虐、インド支配、米比戦争におけるフィリピン人大虐殺。書いていて気持ち悪くなります。

中国もアメリカも、人種が入れ替わった主な原因は戦争です。
では過去のこれらの暴虐は、単なる過去のこと、ということでいいのでしょうか?
もちろん今の価値基準や法的解釈から考えれば、良くはありません。
しかし、当時の中国と白人社会においては、合法的で国益にかなった行動なのだろう、と思います。
それが被害側にとって、拭い去れない負の歴史だとしても。

つまり、過去の歴史について、現在の価値基準で評価してはならない、のです。
そんなことをすれば、例えば朝鮮人の乳出しチマチョゴリ。現代の判断で言えば、「わいせつ物陳列罪」 になってしまいますし、誰かの指示であるならセクハラで訴えられます。
売春も昔は合法でしたが、今は違法です。だからといって合法だった当時に売春婦だった人を、今の法律で裁くことはしません。

こんなこと、言い始めたらきりがない。
以前には合法だったことが現在は合法ではなくなった、ということは色々とあるものです。
でも、今は合法ではなくなったから、といってそれを根拠に過去を批判することは、やっぱりダメなのです。

人や国は、時代とともに進化する、と思いたいです。
しかし、積み重ねてきたものが崩れ去り、国の人口構成がまったく極端に入れ替わるほどの大激動があれば、その進化も途切れてしまいます。

やはり過去からの継続と今の価値基準を過去に当てはめない、ということが重要なのでしょうね。

ぜひ応援、よろしくお願いします。
posted by 音有 at 10:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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